かつて、ある外国人特派員が、日本のジャーナリズム、特にマスコミを称して、「我が国のマスコミは本当のことを書かないことによって、生計を立てている」と皮肉った。
大新聞の発行部数詐称、好評されている部数の70%程が実体。国民・大衆に事実を告げる使命を、自らの事業について怠っている訳で、どんなにお偉い論説委員が、現今の政治・経済状況について、筋道を示して評論しても、虚しく聞こえる。殆んどの記事の配信源は、共同通信や電通が牛耳っていると聞く。電通の社員は、同年齢の上場企業社員に比べ倍位の給料をもらっている。
妬(ねた)み、嫉(つら)みの社会でも、知らない国民は妬みすらしない。マスコミに限らず、多かれ少なかれお上(かみ)に近い企業が得する構造は変わらない。どの記事を見てもそんな見えない裏の事実が見えてしまう。今私達が賢くなることが、この国のジャーナリズムである。
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